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はじめに|夫婦のお金、どう管理する?
共働き夫婦にとって「家計管理」は避けて通れないテーマです。
収入源が複数ある分、自由度は高いものの、支出の把握や貯蓄のルールが曖昧だと、将来の資産形成に不安が残ります。
そこでおすすめなのが「共通口座」の活用。我が家でもこの仕組みを導入してから、家計の見える化と貯蓄力が一気に改善しました。
共通口座のメリットとデメリット
メリット
- ✅ 支出の透明性が高まる
- ✅ 家計簿アプリとの連携で管理がラク
- ✅ 貯蓄目標が共有できる
デメリット
- ⚠️ 使い方のルールが曖昧だとトラブルに
- ⚠️ 口座残高の責任が不明確になることも
→ だからこそ「ルール設計」が重要です。
共通口座の作り方とおすすめ銀行
ステップ1:目的を決める
- 生活費用?貯蓄用?投資用?
目的によって口座を分けた方がよい - 共通口座では生活費決済用と貯蓄用の2つをつくるのがおすすめ
ステップ2:銀行を選ぶ
☆楽天銀行 「生活費決済向き」
家計簿アプリ連携◎・ポイント還元・楽天経済圏の方に特におすすめ
☆ゆうちょ銀行「生活費決済向き」
全国的にあるためATMなど利用しやすい。公共料金等の引落先として指定しやすく安心
☆SBJ銀行「貯蓄用向き」
1週間定期預金が高金利・コンビニATMが使いやすく、振込手数料も無料回数がある
☆あおぞら銀行BANK支店「貯蓄用向き」
普通預金金利が高い、ゆうちょ銀行ATM無料、振込無料回数あり
※こちらの記事も併せて→🏦2025年版|貯金用におすすめの銀行TOP3
我が家の共通口座活用術【実例】

FPとしての知見と実体験をもとに、我が家では以下のように運用しています
💡 収入の振り分け方
- 夫婦それぞれの口座から毎月必要額を計算して生活費決済用共通口座へ振込
- 生活費・固定費は基本この共通口座から支出する
💡 支出管理のルール
- クレジットカードは楽天カードで家族カードを発行し共通口座に紐づけて使用
- 家計簿アプリ(Money Forward ME)で自動連携 ・楽天の家計簿アプリ連携もあり
💡 貯蓄のステップ
- 生活費決済口座には余分にお金を入れすぎず貯蓄用口座で管理する
- 生活費の3〜6ヶ月分以上はキープしておく
- 毎月の収支で余剰資金が出なければ家計を見直す必要がある。
- 余裕が出てくれば投資資金を増加し、貯蓄取り崩し時は補填を優先する
共通口座を使った家計管理のコツ
- クレカの使い分けは「共通支出」と「個人支出」で分けると◎
- 家計簿アプリは自動連携できる銀行を選ぶと管理がラク
- はじめは毎月夫婦で振り返り、慣れてくれば年一回の振り返りと修正を行う
まとめ|共通口座で夫婦の家計をラクに整える
共通口座は、ただのお金の入れ物ではなく「夫婦の価値観を共有するツール」です。
ルールを決めて運用すれば、家計管理は驚くほどラクになります。
FPとして、そして一人の父として、これからも「ゆとりある暮らし」を目指す情報を発信していきます。