2025年 9月 の投稿一覧

【初心者向け】資産形成の始め方|節約・貯蓄・新NISAで資産を育てる方法


「資産形成って、結局なにから始めればいいの?」  

そんな疑問を持つ方に向けて、この記事では【節約→貯蓄→投資】という3ステップで、無理なくお金を育てる方法を解説します。

ふるさと納税や業務スーパーの活用、自炊などの生活に根ざした節約術から、あおぞら銀行での貯蓄、新NISAでのインデックス投資まで、初心者でも実践しやすい内容を厳選しました。

家計を整えながら、未来の安心をつくる。  

そんな「生活と資産形成の一体化」を目指す方に、ぜひ読んでいただきたいです。


1章:節約|生活に根ざした「ムダのない仕組み化」

資産形成の第一歩は、日々の支出を見直すこと。

ただし、「我慢」や「節制」ではなく、制度や習慣を味方につけることで、無理なく続けられる節約が理想です。

 実践的な節約ポイント

・家計簿アプリで支出を可視化

まずは「収入・支出・貯金がいくらあるのか」を把握することが出発点です。

「面倒で続かない…」という人も多いと思いますが、そんな方におすすめなのが 家計簿アプリ

ざっくりでも良いので「何にお金を使っているのか」「今の蓄えがどのくらいあるのか」を把握できる仕組みを整えましょう。

・自炊+業務スーパーで食費を削減

総務省統計局「家計調査 家計収支編(2024年・勤労者世帯)」 によると、消費支出の27.1%が食費です。節約を考えるなら、まずは食費の見直しが効果的。無駄な外食や飲み会をどこまで減らせるかが結果に大きくつながります。

休日に1週間分まとめ買いをして、自炊を基本にするのがおすすめ。遠くの激安スーパーに通うのはタイパ・コスパが悪いので、引越しの際に「近所に業務スーパーなどがあるか」を確認したほどです。

ただし、食材を腐らせて廃棄しては意味がありません。

• 足の早い食材は週初めに使う

• 保存がきくものは後半に回す

• 冷凍をうまく活用(料理は作りたてが大抵美味しいので食材は冷凍しても調理したものは翌日の弁当か晩には食べ切ります。旅行帰りやイベント後などで料理する体力がない日用のおかずを冷凍しておいておくこともオススメ。)

こうした工夫で「安く買って無駄なく使う」が実現できます。

・ふるさと納税で生活費を圧縮

ふるさと納税は、実質2,000円の負担で返礼品を受け取りつつ、所得税・住民税の控除が受けられる制度。

楽天ふるさと納税を使えば、SPU(スーパーポイントアッププログラム)も加味できてさらにお得です。

筆者はトイレットペーパーやティッシュ、洗剤などの日用品を選ぶ派。ふるさと納税分でまかなえるため、これらの日用品を買うことがほとんどなくなりました。

※余談ですが、今の賃貸のペーパーホルダーは硬めでシングルペーパーの質によってはすぐちぎれて相性が悪いので、トイレットペーパーだけはスーパーで購入しています。もちろんコスパ重視のシングルペーパーを。

【2025年制度改正】ふるさと納税のポイント還元が9月で終了!

キャッシュレス決済でポイント還元

楽天ペイ・楽天カード・リクルートカードなど、還元率1%以上のキャッシュレス決済を使い、固定費もカード払いに集約しましょう。

現金払いは会計に時間がかかる上に、菌がついていて衛生的にも微妙。さらに、ATMに行く手間や手数料のリスクもあります。

現金は厳禁!(←ダジャレですが本気です)

・賃貸料の見直し

賃貸の方の住居費は家計に占める割合が大きく、節約効果が非常に高いポイントです。

• 古い物件なのに家賃が高い

• 周辺相場より明らかに割高

• 広すぎる間取り

こんな場合は、更新時に交渉したり、相場をチェックして適正化しましょう。家賃補助制度があるなら必ず活用を。場合によっては引越しも検討する価値があります。

実家に住む、同棲、シェアハウスなど、自分に合った形を柔軟に考えるのもアリです。

💡 節約は「仕組み化」することでストレスなく続けられる。逆に無理な節約は続かないので禁物です。

2章:貯蓄|生活防衛資金の構築

節約で生まれた余剰資金は、まずは貯蓄へ。

生活防衛資金として、急な出費や収入減に備えることができます。

最低でも 生活費の3〜6ヶ月分 は準備しておきましょう。

ただし、タンス預金はもったいないので、金利が高めのネット銀行を活用するのがおすすめです。

🏦 あおぞら銀行BANK支店

• 普通預金金利(2025年9月現在)

 100万以下:年0.5%

 100万超 :年0.35%

• ATM手数料:ゆうちょ銀行無料

• 他行振込手数料:月9回まで無料(口座開設翌々月から)

※ネット専用支店のため通帳発行なし、またBANK支店でないと上記の条件にならないので注意

🏦 SBJ銀行

• 普通預金金利(2025年9月現在):0.2%

• 1週間定期預金「なのかちゃん」:0.45%(10万円〜)

• ATM手数料

 セブン・イオン・イーネット:月10回無料

 ゆうちょ・みずほ:月3回無料

• 他行振込手数料:月5回無料

「なのかちゃん」は1週間ごとに利息がつくので、資産形成初期のモチベーション維持にも◎。

💡 貯蓄が100万以下&ゆうちょATMをよく使う人はあおぞら銀行。

100万以上貯まってきたら、SBJ銀行併用も選択肢になります。ゆうちょATMが近くにない方はSBJ銀行がおすすめ!

3章:投資|未来への種まき

お待たせしました。お待たせしすぎたのかもしれません。(※少し古いネタですが…笑)

貯蓄が整ったら、次は投資です!

資産形成を加速させるには、私たち一般人にとっても必要不可欠な手段です。

初心者におすすめなのが、新NISAを活用したインデックス投資

投資へのよくある誤解

「投資はギャンブルでしょ?」「怪しい勧誘のやつ?」と思う方も多いでしょう。

確かに詐欺やリスクの高い商品も存在しますが、今回紹介するのは 国が推奨する新NISA制度+インデックス投資という初心者にとって最も再現性高い方法です。

📈 新NISAの基本

  • 非課税枠
     つみたて投資枠/年120万+成長投資枠/年240万で最大1,800万円(生涯)
  • オルカンとは?
     オールカントリーの略で全世界株式の詰め合わせパック。初心者に最適な人気の投資信託
  • 始め方
     楽天証券やSBI証券で口座開設 → オルカンを新NISA枠で積立設定
  • メリット
     長期・分散・低コストで実施できることで初心者でも安心して続けられる
  • 投資に絶対はないことと暴落はほぼ確実に経験すること、長期間の分散投資することで高い確率でリターンを見込めることあらかじめ理解しておく

新NISAとは?つみたて投資枠と成長投資枠をわかりやすく解説

🎯 まとめ|資産形成は生活の延長線上にある

節約 → 貯蓄 → 投資。

これは特別な人だけのものではなく、誰でも取り入れられるシンプルな流れです。

日々の生活習慣を少しずつ整えていくことが、未来の安心につながります。投資は複利の効果で期間がかなりの力を生みます。人生の少しでも早い時点で取り組むことでより多くの資産形成に繋がることを強く意識して頂きたいです。

「生活と資産形成の一体化」──それが、最も身近で持続可能な資産形成の方法です。

【2025年制度改正】ふるさと納税のポイント還元が9月で終了!

ふるさと納税の“お得な仕組み”が、ついに終わりを迎えます。

2025年10月から、楽天やPayPayなどのポイント還元制度が全面廃止に。
「寄附するだけでポイントがもらえる」時代は、今年9月末で終了です。
この記事では、制度改正の背景と、9月末までにやるべき具体的な対策をわかりやすく解説します。
まだ間に合う今こそ、賢く寄附して最大限のメリットを受け取りましょう。

✅ 2025年10月から「ポイント還元」が全面禁止に

2025年10月1日以降、楽天・ふるなび・さとふるなどのポータルサイトを通じたポイント付与が禁止されます。
これまで「寄附するだけで楽天ポイントがもらえる」「PayPay残高が増える」といったメリットは、制度の趣旨に反するとして総務省が見直しを決定しました

なぜ「9月末まで」がラストチャンスなのか?

9月30日までに寄附完了すれば、ポイント還元は受けられる

10月以降は、還元率の高い返礼品も見直される可能性あり

駆け込み需要で人気返礼品が品切れになるリスクも高まる

特に楽天スーパーセール(9月上旬)や「5と0の日」などのキャンペーンを活用すれば、実質負担を大幅に抑えた寄附が可能です。

おすすめのふるさと納税サイト

✅ 楽天ふるさと納税

  • 最大還元率:30%程(SPU+キャンペーン併用)実際の数値は10〜20%が予測される
  • 楽天市場と同じUIで使いやすく、楽天証券・楽天カードなどとの連携でポイント還元を増やすことができます。
  • 寄付額に応じて楽天ポイントがもらえるため、ふるさと納税で自己負担する2000円以上をポイントでうけとることもできます。(2000円が無くなるわけではない。)
  • 楽天経済圏を活用している人には、最もおすすめな選択肢です。

✅まとめ|2025年改正前の“最後のチャンス”を逃さないで!

ふるさと納税の「ポイント還元」は、2025年9月末で終了します。
お得に寄附できるのは、今だけ。制度改正前のラストチャンスを活かして、賢く寄附し、地域も家計も応援しましょう。