物価上昇による家計への圧迫が続く中、燃料費高騰による光熱費の負担が大きくなってきています。

特に最近の寒さの厳しい冬や温暖化による夏のエアコン使用時には今まで払ったことのないような電気料金に驚き見直しを考えている方も多いのではないでしょうか。

本記事では電力会社の見直しを考えている皆様に役立てるように選び方などを解説していこうと思います。

電気料金の計算式

まず初めに皆様の毎月の電気料金がどのような計算で出されているかをざっくりお伝えしますと下のような式になります。

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①基本料金

   +

②電気単価×1ヶ月使用量

   +

③燃料費調整単価×1ヶ月使用量

   +

④再生可能エネルギー発電促進賦課金単価×1ヶ月使用量

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①基本料金

使用量によっても多少変動しますが使わなくても最低料金がかかるところが多いです。

②電気単価×1ヶ月使用量

ここが皆様のイメージする純粋な電気に対する料金にあたらかと思います。

③燃料費調整単価×1ヶ月使用量

これは発電に必要な燃料の価格変動を電気代に反映するための項目で、電気代が上がる場合があれば下がる場合もあります。最近電気代が増えてるのはここの部分の影響も大きいようです。

④再生可能エネルギー発電促進賦課金単価×1ヶ月使用量

この項目は環境配慮の観点などから再生可能エネルギーによる発電を電力会社で買い取るような仕組みがありそこにかかるコストを使用者に割振るもので比較の必要はないかと思います。

電力会社の選び方

なんとなく電気代の仕組みがわかったところで早速電力会社の選び方を見ていきましょう。お住まいの地域によっても電力会社は違いますからどこの電力会社があるかも含め比較しましょう。

基本料金と電気単価の低い会社を選ぶ

言うまでもなく根本はここにあります。電気単価は各会社により様々なプランがあり、使用量よる変動や使用時間による変動など自分に合ったプランの選択が必要になります。

燃料費調整単価は気にしすぎない

高騰が続いているこの項目ですが以前は上限が定められている会社も多くあったものの新電力などでは撤廃されているところが多く、大手電力会社も新プランには上限を設けていないところが多いです。今後撤廃されることもあるでしょうから現在プランに上限が設けられている契約の方以外はさほど気にしなくていいかと思います。

自分の地域の電力会社を調べる

ここまで選び方など簡単にお伝えしましたが私が住んでる神奈川と別の地方でこの記事をお読みいただいている方とではエリアが違うことがありますから調べるのにはエネチェンジで電力比較を行うをお使いください。

電気•ガスの見直しサイトで住所からエリア内の電力会社のおすすめを表示してくれます。ざっくり分かればいい方はその上位で選んでおけばある程度良くなるのではないだろうか。

ただ安くなることを約束するものではなく条件によってはそうでないこともある。私はここで上位に出た会社をエクセルを用いて去年1年間の使用量をもとにどこが安くなりそうか計算してみた。自作なので不完全なところもあるかと思うが調整でき次第展開していこうと思う。

おすすめの電力会社3選

私の条件下で特に安くなりそうだったのが①シナネンあかり TERASELでんき オクトパスエナジーでした。ここでは条件によるので細かい説明は省きますが①は私の使用量からは最安でした。②は楽天ポイント貯められるので今回は②で契約しましたがその辺は都合により判断していいでしょう。

最後に

自分にあった電力会社が見つけられましたでしょうか。エリアや使用条件などにより料金に変動があるため一概にこの会社とは言えないもののここまで見て選んだ会社であればある程度節約はできていることでしょう。料金改定などの可能性もあるため引っ越しがない場合は数年に一度は確かめてみてもいいかもしれませんね。