2023年 12月 の投稿一覧

新NISAとは?いつから?成長投資枠とは?簡単にまとめました。

新NISAが始まるにあたって何が変わるのか分からない、あるいは今までやっていなかったがここから始めてみようかなと考えている方も多いのではないでしょうか。

ここではそんな方に新NISAとはなにか。以前の制度との違いや始めるにあたって知っておきたい知識を簡単にお伝えしていきます。

新NISAとは?いつから?

NISAとは少額投資非課税制度のことで、投資を支援するため、株式や投資信託などの一定の投資に対する利益に、通常20%の税金がかかるところを非課税にするものです。

これまではつみたてNISAと一般NISAの二本立てでしたが2023年末で終了し、その二つを統合するような形で2024年1月から新しく開始しました。

主な変更ポイントとしては以下の通り

・非課税保有期間が無期限化

・投資枠の拡大

・積立投資枠と成長投資枠の併用可能

その他諸々

投資枠については、つみたて投資は年間120万円まで、成長投資枠は240万円までの合計360万円まで行えます。

非課税保有の限度は全体で最大1800万円までで成長投資枠はその内1200万円までです。

つみたて投資だけで1800万円でもいいですし、成長投資枠1200万円まで使っている場合はつみたて投資枠は残りの600万円までとなります。枠は再利用可能です。

成長投資枠とは?

成長投資枠とは、新NISAの投資枠の二つの内の一つで、つみたて投資枠と成長投資枠があり、おおまかには以前の一般NISAに当たるものです。

つみたて投資枠に比べて投資対象になる商品が多く個別株なども含まれますし、先に述べたように限度額などの違いがあります。

初心者の方はまずは、つみたて投資枠だけで初め、少しずつ慣れたら成長投資枠を利用するか検討すれば良いでしょう。

メリット、デメリットは?

メリットとしては、長期間の分散投資によって運用益が見込めることです。人気の世界株式にそった投資信託を選ぶことで、世界が成長すれば価値が上がるという仕組みで、長期保有した際に3〜5%程の運用益が見込まれることが多いです。

またその利益が非課税になること、最初に設定して仕舞えば後は基本的に自動で支払いをしていくだけで常に株の売買をしたりするような手間はかかりません。

仮に月3万を20年間、5%で運用できたとして元本720万に対して、513万円程の利益がでます。税金が20%取られた場合は100万円程税金に溶けるわけですからこれが非課税になるのが大きいです。

デメリットとしては、あくまで投資であり元本が保障されるわけではないということ。特に短期間での運用であれば元本割れになる可能性は十分にあります。

一方で15〜20年以上の長い期間にわたって分散投資していれば、ドルコスト平均法などの要因もあり、比較的リスクは下がるとされています。途中悪い時でも一定額でコツコツ続けることも大事なので不安になって売却しないようにある程度知識をつけておきましょう。

新NISAの始め方とおすすめ銘柄

これまでつみたてNISAをしていた方は、自動で新NISAも設定されて続けられるようになりますが、増額が可能な方は検討しても良いでしょう。

つみたてNISAをしておらず、今回の制度から始めてみようと思った方は、証券口座をお持ちでない方が多いでしょうからまずは証券口座を開設しましょう。

おすすめ楽天証券かSBI証券この二つであればどちらでも選べる投資先も多く、ポイントが貯まったりもしますのでおすすめです。

楽天のサービスをよく使う方は楽天証券、そうでない方はSBI証券でさまざまなポイントが選べます。

一度選ぶと基本的にそこの証券会社で続けるのでこだわりたいって方は調べてみてください。

口座開設には本人確認など含めて数週間かかると思います。始めようと思った方はまず口座開設しておいてください。

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SBI証券はこちら

おすすめの投資信託

最後におすすめの投資信託ですが、全世界株式型の投資信託をお勧めします。世界の株式に分散して投資信託を作っているためバランスが取れており、世界に分散されているためリスクが下がります。

あとは運用コストが極力安い投資信託を選ぶことで、長期運用した際により利益が見込めるようになります。

決められないって方は『eMAXIS Slim全世界株式』にしておくと人気も高く良いでしょう。

※利益を約束するものではありません。投資は自己判断でお願いします。

まとめ

2024年1月から新NISAが始まります。制度変更はあるものの最初の設定さえしてしまえば後はほとんど手間にはなりません。投資は早く始めることで時間がお金に変わったりします。この記事をきっかけに理解が深まり新NISAを利用する方の助けになれば幸いです。

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簡単な夫婦のお金の管理の仕方、共通口座がおすすめ

夫婦や同棲などで生活費を共にするようになるとどのようにお金を管理すれば良いのか。交互に出したり分担するのも面倒くさかったりします。

この記事では家のお金の管理を簡単にする方法をお伝えしています。

共通の口座を二つ作る

初めに自分用の口座とは別に夫婦用の口座を2個準備します。今あるものを整理しても良いですし、無い方や勝手の悪い方はおすすめ口座は別途記事を書いています。それでは使い分けを説明いきます。

1.生活費用口座

一つは毎月の生活費を決済するための費用を入れる口座です。家賃、光熱費、食費などをはじめどこまでを共用でやるのかは、あらかじめ決めておくといいでしょう。

利用する口座はお金の出し入れがしやすい口座がおすすめで、ATM手数料がかからないようにしましょう。

いくらずつ口座にお金を入れるのかは夫婦の収入バランスによって決めておき、まとめて引き落とせば、都度分担しなくて済むのでかなり楽になります。

2.貯蓄用口座

急な出費やアクシデントなどにも備えるため最低でも生活費の3ヶ月以上の貯蓄はキープしておくと良いでしょう。

旅行や帰省、お祝い、あるいは失業など、まとまったお金があると対応もスムーズにできます。

口座を別にしておかないと生活費が足りない際に勝手に貯金を崩してしまうので、生活費が足りていないことに気づきづらくなります。

また、気軽に貯金を使ってしまい貯まらない体質になります。

個人貯金に余裕があれば最初から出し合ってもいいですし、0から始めて毎月いくらずつ貯金に入れても良いです。

我が家では100万以上貯蓄し、それから投資に回し減ったらまた少しずつ補充しています。

生活費決済用クレジットカードを作る

食材や日用品など生活に関わる決済をできる限りクレジットなどで支払います。そうすることでお金の精算をいちいちすることなくまとめて使用した分を口座から引き落としができます。

利用した分は翌月精算になりますが翌月利用分は翌々月精算とずれていくのでサイクル上は問題ありません。

おすすめの生活費決済クレカは楽天カード

ここでおすすめしたいのが楽天カード。

理由としては家族カードが内縁でも作れるため結婚前でも共通生活費口座で引き落とすのに利用できます。

他にも年会費無料、高還元で楽天ポイントの利用しやすさなどメリットがおおく、改悪が得意な楽天グループですがまだまだ利用価値は高いです。

ここでの家族カードの契約者は生活費口座の名義人と同じで無いと引落口座に登録できないので注意してください。

クレジットを通すことで生活費がまとまって翌月清算になるため、必要なお金が利用明細で分かるため残高がいくら不足するかなど前もって調整ができます。

我が家の生活費口座からの引落は、主に家賃、子供の保育料、クレジット決済分の三つなので管理しやすいです。

クレカ利用額の通知が来れば、夫婦で共有してるカレンダーアプリ(TimeTreeというアプリを使っています)の引落日に金額を記載し妻にも共有しています。

家計簿をつけよう

固定費は変わらずとも、毎月使用する額は変動するでしょう。どのくらい準備する必要があるのか、いくら足りないのか把握したり、使いすぎに気づくためにも大まかにでも確認していきましょう。

家計簿アプリなど利用しても良いですし、毎月の総額をカレンダーアプリ等に記録しておくだけでも見返して比較できるでしょう。

まとめ

夫婦でお金を管理するため、共有口座を作り家計管理しながら貯金を作りましょう。楽天カードを使うことで何にいくら利用したかも全て利用明細で確認できます。

決済が口座引落にまとまるので楽ちん!後は定期的に家計を振り返りつつ見直しましょう。